
『クイーンと過ごした輝ける日々』
著者の東郷かおる子は、音楽雑誌ミュージック・ライフの元編集長。ミュージック・ライフといえば、日本でのクイーンブームを仕掛けた事で知られ、東郷はまさにその張本人だ。 1974年5月、モット・ザ・フープルの公演に取材に行った際、ニューヨークのレストランで東郷はモットのフロント・アクトを務めていたクイーンのロジャー・テイラー(Roger Taylor)と出会う。日本の音楽雑誌の記者だと説明し、翌日ロジャーとジョン・ディーコンにインタビューする。日本のメディアが最初にクイーンと接触した瞬間だ。結局、この取材は記事にはならなかったが、この日からクイーンとミュージック・ライフの蜜月が始まったのである。


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