
小沢健二と三島由紀夫が異色のコラボ!
『三島由紀夫レター教室』は、硬派な純文学作品で知られる三島のもう一つの顔である、“極上エンタメ作家”としての代表作のひとつ。職業も年齢も異なる5人の登場人物が繰り広げる様々な出来事が、すべて手紙の形式で表現されている。アクロバティックな構成と洒落た文体で小粋なやりとりが交わされており、一読すればこれまでの三島のイメージが吹き飛ぶこと必至だ。 今回本作とコラボした小沢は、雑誌『オリーブ』の1992年9月号で「私が文を学んだ本」として『三島由紀夫レター教室』を紹介している。当時はこれをきっかけにして、「突然話題沸騰 どうやら小沢健二さんのお気に入り本らしい」という帯が巻かれ、大きな話題を呼んでいた。そしてあれから28年、三島の没後50年というメモリアル・イヤーに、小沢の手により新帯がデザインされた。





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『三島由紀夫レター教室』ちくま文庫

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